今現在、WordPressのローカル環境構築方法で一番簡単&主流なのは「Local」かと思いますが、流れを無視してMAMP(マンプ)で構築したのでその記録。

「Local」が気になる方は「Local by Flywheel 簡単」とかで調べるといっぱい出るよ。そっちのが簡単だと思う。

ちなみに私の環境は、macOS Catalina ver.10.15.5 で進めていきます。

MAMPをインストール

まずは、公式サイトからMAMPをダウンロードします。

MAMP公式サイト

Free Downloadボタンを押すとダウンロード画面に移動します。
自身のPCのOSに合わせてダウンロードします。

OSを選択

Macの方は左側を押すとダウンロードが開始されます。
下記のような「NAMO DNS App」のポップアップが出るが、いらないので私は無視します。

ポップアップは非表示にする

ダウンロードされたら、ダウンロードフォルダの「MAMP_MAMP_PRO_5.7.pkg」をダブルクリック

ダウンロードフォルダ

インストール画面が起動されます。「続ける」ボタンを選択。

インストール画面1

引き続き「続ける」ボタンを選択。

インストール画面2

使用許諾契約確認後、「続ける」ボタンを選択。

インストール画面3

使用許諾に「同意する」ボタンを選択。

インストール画面5

「インストール」ボタンを選択するとインストールが始まります。
パスワードを聞かれることがありますので、聞かれたらPCのパスワードを入れて「ソフトウェアをインストール」ボタンを押す。

インストール画面6

インストール完了後、インストーラーは不要なのでゴミ箱に捨てる。

インストール画面7

アプリケーションに「MAMP」がインストールされていることを確認。
「MAMP PRO.app」ではなく、「MAMP」をダブルクリック
※青色アイコンMAMP PROは有料版です。不要な方は、アンインストールしてもOK!

MAMPインストール完了

「MAMP.app」をダブルクリックして起動

MAMP.appをダブルクリック

起動したら「Start Servers」をクリック

MAMP画面

下記の画像のような画面(WebStartページ)がブラウザで開いたら閉じてしまってOK!このページはさっきクリックした「Start Servers」ボタンの左横にある「Open WebStart Page」でいつでも開けます。

Web startページ

右上の
・Apache Server
・MySQL Server
が緑に点灯していればOK!
「Stop Servers」で一旦サーバーを止めてください。

MAMP画面

MAMPの初期設定

上部のメニューバーより MAMP > Preferences を選択して設定画面を開いてください。

MAMP環境設定

【Generalタブ】
MAMP起動・終了時の動作設定

MAMP環境設定

【Portsタブ】
「Set Web & MySQL ports to 80 & 3306」ボタンをクリックします

MAMP環境設定

・Apache Port:80
・Nginx Port:80
・MySQL Port:3306
に変更されているか確認

MAMP環境設定

これでローカル環境のアドレスが『http://localhost:8888/』から『http://localhost/』に変わりました。
WebStartページも変更されています。

左が変更前、右が変更後

【PHPタブ】
PHPのバージョンとキャッシュの設定は特に希望がなければそのままで大丈夫。

PHP設定

【Web Serverタブ】
サーバーの種類とドキュメントルートの設定も希望がなければこのままで大丈夫です。
ドキュメントルートを変更したい方は、お好きなフォルダへ変更してください。

MySQLタブ・Cloudタブはそのままで大丈夫。
全て設定出来たら「OK」を押す。

データベースの作成

サーバーを起動した状態で、「Open WebStart page」をクリックします。

WebStart Pageを開く

MAMPのWebページが開いたら、TOOLS > PHPMYADMIN を選択します。

phpMyAdminの画面が表示されたら、
1.「Databases」タブを選択。
2.「Database name」に任意の名前をつける(ここでは「wp_test」にしています。後で使うので覚えておく)
3.「Create」ボタンを押し、データベースを作成。

Database

データベースが作成されました。

データベース作成完了

WordPressをインストール

公式サイトからワードプレスをダウンロードします。

WordPressをインストール
WordPressをインストール

ダウンロードされたzipファイルを解凍する

zipファイル解凍

新しいfinderを開き、「2. MAMPの初期設定」→【Web Serverタブ】で設定したドキュメントルートのフォルダに解凍したWordPressフォルダを置く。
設定変更してない人は「アプリケーション > MAMP > htdocs」

ブラウザで「http://localhost/wordpress/」を叩くと、WordPressのインストール画面が開きます。
「さあ、始めましょう!」をクリック

WordPressインストール画面

データベース情報を求められるので入力してから、送信ボタンを押す。


データベース名:先ほど「phpMyAdmin」画面で作ったデータベースの名前(ここでは「wp_test」でつくった)
ユーザー名:root(デフォルト値)
パスワード:root(デフォルト値)
データベースのホスト名:localhost
テーブル接頭辞:任意の文字


WordPressインストール画面

データベース接続に成功すると次の画面が出てくるので、「インストール実行」ボタンを押す。

WordPressインストール画面

サイトのタイトルなど赤枠部分を一通り入力したら、「WordPressをインストール」ボタンを押す。

WordPressインストール画面

インストール完了です。早速ログインしてみます。

WordPressインストール画面

先ほど入力したユーザー名とパスワードでログイン

WordPressインストール画面

管理画面に入れれば完了!

WordPressインストール画面

まとめ

ローカル環境が出来たら、あとは好きなテーマを選んだり、自作テーマを作ってみたりして色々遊んでみてください。

とまぁローカル環境構築手順を書きましたが、公開前提で制作するならローカル環境でやるよりも、ドメインとってレンタルサーバも借りて、ローカル環境は作らずサブドメインを作ってそちらをテスト環境にしたほうがいいんじゃない?と思うんだけどどうなんだろうか。

ローカル環境で制作して、いざ本番サーバにアップしたらプラグインが動かなかった!とかなったら嫌だし。。。

環境構築が一番大変だー。